婚約指輪には、できることならいくつ年齢を重ねても身に付けられる少し大きめのダイアモンドが理想的と言われています。
おふたりの愛にぴったりのダイアモンドを買い求めるために、ぜひ知っていただきたい4つのポイントをまとめてみました。
4Cとはダイアモンドの個性を4つのCで表しています。
ダイアモンドは、この4Cのコンビネーションにより 異なる特徴と美しさを備えています。
一般的に4Cでグレードが上がると、希少性が高くなるとされています。
ダイアモンドの重さは、カラットで表示されます。
1カラット(0.2グラム)は、100ポイントですから、0.75カラットの重さのダイアモンドは75ポイントになります。4Cの中でもいちばんわかりやすいのがこのカラット。通常、大きいダイアモンドほど、希少であり、より価値がありますが、大切なことは、自分にふさわしい大きさのダイアモンドや、自分の買いたいジュエリーのデザインを探すことです。
エンゲージリングの場合、将来のことを考えると長く身につけられる点で大粒で高品質のものをお勧めします。
大抵のダイアモンドは、微細な不純物を含んでおり、これは天然の指紋のようなもので、それぞれのダイアモンドの特徴となっています。
これらの含有物は、ダイアモンドの美しさを損なったり、耐久性を弱めたりすることはありませんが、それが少なければ少ないほど、小さければ小さいほど、ダイアモンドを通す光を遮る度合いが小さくなり、それだけダイアモンドのきらめきも増し、より価値があります。
ダイアモンドは、宝石の中でも最大の輝きを放つことのできるものなのです。ダイアモンドの透明度を決めるにあたっては、10倍に拡大して、専門家によって鑑定されます。
ダイアモンドには自然の色がさまざまについており、最も希少で価値のある完全な無色から、黄色っぽい茶色まで、何段階かの色合いがあります。
しかし、無色に近いダイアモンドほど、光をスムーズに通過させ、虹色に輝き、より価値があります。
とはいっても、色はやはり個人の好みの問題ですから、ダイアモンドを選ぶ際には、自分が気に入ったものを探すことが大切です。
多くの人が、カットとシェイプ(形状)を混同されているようですが、実際には、カットはダイアモンドの表面をどのように研磨しているかを表しています。
最新の技術と経験に裏付けられた職人技によってバランスよくカットされたダイアモンドは、光をよく取り込み、輝きもきらめきも増し、より価値を高めます。
カットのよいダイアモンドは、どのようなセッティングになっていても、決して変わらない輝きを放つものです。